USAGE着衣・脱衣方法

病原体による汚染をなるべく小さな範囲で封じ込めるためにゾーニングで清浄エリアと汚染エリアを分けました。そのゾーニングに従って、適切な場所と適切な方法で保護具を着脱することが重要です。
具体的にいつ・どこで、どの保護具を装着したり脱ぎ外しするか見ていきましょう。

着衣について
Wearing

準備する保護具の一覧

目的はウイルスを封じ込めることです。
そのために、動き回る家畜を捕まえる最中でも肌が露出せず、多少の引っ掻きや突き刺しにも破れにくい保護具を選びましょう。手袋や防護服は摩擦等にさらされるので二重で装着すると効果的です。

アイテム 装着場所
アウター防護服・インナー防護服・キャップ・サンダル 集合施設
マスク(N95)・ゴーグル・インナー手袋・アウター手袋・長靴・布テープ(防護服養生用)・脱衣後装着用防護服 仮設テント

着衣場所

着衣場所に適した場所の条件を次に挙げます。必ずしも全てに一致する必要はありませんが、設置場所の選定の参考にしてください。

  • ウイルス等の流入を防ぐために、畜舎の風上に位置すること。
  • 資材の搬入のしやすい場所。
  • 防護服は、防護性能を高めている一方、通気性が低い素材で作られています。作業者の負担を減らすためにも、十分な広さのある場所を確保しましょう。

脱衣について
Taking Off

事前に、仮設テント手前・仮設テント内・集合場所に、脱衣した防護服や保護具を廃棄するための感染性廃棄物用容器を用意しておきます。

準備する保護具の一覧

特に手や足、体の前面にはウイルスなどを含む汚染が付着しています。そこで、二段階で脱衣できるように準備をしましょう。

1. 仮設テント手前:
最も汚染されている、長靴、アウターの手袋と防護服、ゴーグル、マスクを脱衣しましょう。
2. 仮設テント内:
インナーの手袋・防護服を脱衣し、新しい防護服に着替えましょう。

着衣・脱衣の手順
How to Wear and Take Off

ウイルス等を徹底的に封じ込めるためには、適切な場所、適切な手順で着衣と脱衣を行う必要があります。いざという時に備え、「どこ」で「何」を装着(または脱衣)を行うか手順を確認した上で、事前の訓練も行いましょう。
また、防護服や保護具の機能をフルに発揮するための防護服・保護具の着用や脱衣の際のポイントやコツもご紹介しています。是非ご覧ください。

具体的な着衣・脱衣方法例は、会員登録/ログイン後こちらからダウンロードが可能です。

サポート
Support

日頃の訓練が、初動の迅速さを確実にします。慣れない保護具の着脱方法のポイントをお伝えするため、20年以上着脱デモンストレーションを実施してきたアゼアスがお手伝いします。お気軽にお問い合わせください。

  • 鳥インフルエンザ対策のための着脱講習会

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